Cakewalk by BandLabでPCをアンプシミュレーター化

DTM

無料DAWの「Cakewalk by BandLab」(以下、Cakewalk)を使って、ソフトのアンプシミュレーターを簡単にPCで使う方法について説明します。

Cakewalkをインストールし、ギターやベースをPCにつなげておきます。

Cakewalkとオーディオインターフェイスについては別記事を参照してください。

付属のアンプシミュレーターで音を出す

最初からアンプのセッティングがされているテンプレートがあるので、まずはギターの音が出るか試してみましょう。

新規プロジェクト → テンプレート6つの中からGuitar Amps選択

6つのトラックのうちどれか(今回は1番目)のトラックをクリック
※1~6のトラックはすべて同じソフトで、特徴づけして設定を変えているだけ

編集フィルター=クリップ を押すとエフェクトがかかることを確認

オーディオインターフェイスの片方のチャンネルにギターのシールドを挿している場合は、片方のモニターからしか音が出ないはずです。

presonus audiobox 22vsl

左側の2つ三角ボタンで展開

クリッププロパティの表示
ステレオ/モノ=Monoに切り替え → 両方のモニターから音が出る

レイテンシ(遅延)の解消

インターフェイスを通したギターの音が遅れて聴こえる(レイテンシが発生する)場合には、遅れを小さくするよう設定します。

編集 → 環境設定 → デバイスの設定

オーディオインターフェイス付属のASIOドライバを使用する場合は「ASIOパネル」ボタンをクリックすると、オーディオインターフェイスの製品ごと独自のコントロールパネルが開く

※コントロールパネルが開かない場合は、自分でPCのプログラムからインターフェイスのコントロールパネルを開く(例はインターフェイスがAudioBoxの場合)

バッファサイズを小さくするとレイテンシが小さくなる(音の遅延が小さくなる)

サイズを小さくするとPCに負荷がかかり、PC処理能力を超えて音が途切れるなどの症状が出るので注意する

アンプシミュレーター、エフェクトを操作する

Cakewalk付属のアンプシミュレーター、TH3(機能縮小版)の設定を変えてみましょう。

FX(1)の欄の下、TH3をクリック

※MANUALをクリックすると英文マニュアルが表示されます。

アンプヘッド、キャビネットが変更可能。

VSTプラグインを追加する

Cakewalk付属のエフェクトだけでは物足りない、と言う場合でもVSTプラグインを追加することで様々な音作りが可能です。

例として無料のアンプシミュレーターのプラグインを追加してみます。

ギター「IGNITE AMPS Emissary」
ベース「TSE B.O.D」

Cakewalkをインストールしたときに指定した、VSTプラグインフォルダにプラグインを入れておきます。

または、プラグインが置いてあるフォルダを追加で指定して読み込みます。
編集 → 環境設定 → VSTプラグイン → VSTプラグインの管理
VSTプラグインの検索欄に「追加」から読み込むフォルダを追加する

次に、新規作成からBASICのテンプレートを開きます。

1のオーディオトラックを選びます。

FXのボタン → オーディオFXの挿入

Uncategorizedに追加プラグインが表示されるので選ぶ

(エフェクトがカテゴリー分けされており、付属のTH3もGuitar欄にある)

ヘッドのEmissaryとキャビネットのNadIRを入れて鳴らしてみましょう。

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