好きな曲をコピーして、その曲を再生しながら合わせて弾けたときはとても楽しいですよね。
でも原曲に合わせてなんとなく弾けるような気分になっていても、バンド練習で弾いてみると全然弾けていなかったりしませんか?
曲を再生しながらの練習でミスをしても、原曲で流れている音が聴こえているとあまりミスをしている感覚がないままになってしまうんです。
ミスタッチやリズムのズレに鈍感なままバンド練習をすると、自分の担当するパートがよく聴こえるために下手なのが丸わかりですね。
自分の音に責任が発生していることに、バンド練習をしたときに初めて気づきます。
コピーも上達してくると、再生された原曲と合わせて弾いていても物足りなくなってきたりもしますね。
また曲のコピーではなく、アドリブで弾いてみたくもなるでしょう。
そこで、バッキングトラックを練習に取り入れてみましょう。
自分の担当パートを意識した、バンド練習に近い練習を手軽に自宅でもできますよ。
バッキングトラックとは?
バッキングトラック(backing track)とは、歌がない伴奏のみの音源のことです。
カラオケのことだと考えればよいでしょう。
マイナスワン音源、と言ったりもします。
ここで取り上げるバッキングトラックは、自分が担当するギターパートが入っていない音源だと思ってください。
ドラムとベースだけ、またキーボードとリズムギターが入っているものもあります。
ギター以外のパートは、DTMによって打ち込みで作られた音源が多いです。
生々しい演奏ではないですが、打ち込みなのに本当に演奏しているかの様な音源もあるので驚きですね。
バッキングトラックを手に入れよう
下記のサイトでmp3形式の音源をダウンロードすることができます。
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有名な曲ほど、同じ曲が複数登録されています。
紛らわしいかもしれませんが、キーボードや歌が入った別バージョンもあるので使いやすいものを選びましょう。
なおsign inしない場合、ダウンロードできませんが再生することはできます。
アドリブで弾きたい!
既存の曲のコピーではなく、アドリブで弾くためのバッキングトラックもあります。
YouTubeには、色々なコード進行のバッキングトラックが投稿されています。
例えば、「backing track Am blues」で検索してみましょう。
曲のキー(Am、E Major 等)とジャンル(blues、hard rock、funk 等)で検索すれば、アドリブに役立つ多くのバッキングトラックが見つかります。
合わせて弾く
バッキングトラックを再生できるようになったら、曲に合わせてギターを弾いてみましょう。
ギターをPCに繋げることができる環境であれば、ギターを弾きつつ音源を再生してヘッドホンで両方の音を聴くことができますね。
バッキングトラックを作る
打ち込みの知識があれば、バッキングトラックを自分で作ることもできます。
ベースとドラムの経験があると完成度も高くなりますね。
バッキングトラックを作るのは手間のかかる作業ですが、とても楽しいですよ。