演奏動画を投稿することで得られるものは多いです。
世界が広がる、といってもよいのではないでしょうか。
バンドマンは、投稿するかは別としても動画の撮影はしていそうですね。
ライブパフォーマンスの見直しもできますし。
動画でバンドのアピールができるんですから、投稿しない手はないですよね。
バンド活動をしていない人にも、演奏動画の投稿はおススメです。
発表の場がある、というのは刺激になるものですよ。
一人で楽器を弾いていても張り合いがない、と思うかどうかは人それぞれなんでしょうけれど。
演奏技術の向上の助けになります。
演奏を見てくれた人、また自分も他人の演奏になんらかの反応をすることでコミュニケーションが生まれることだってあります。
承認欲求を満たすためでもいいじゃないですか。
どんどん演奏動画を投稿しましょう。
私にとっての「弾いてみた」
私事になってしまうんですけど、学生時代に弾いていたギターも社会人になってしばらくはほとんど弾かずにいました。
2008年頃のことでしたか、動画サイトに投稿されたギターの演奏動画を見て、これは面白いなと。
弾いてみた、演奏してみた、ってやつです。
それに触発されてまたギターを弾くようになったんですよね。
今でも弾いたり弾かなかったりで大した腕前ではないのですが、それでも動画投稿をはじめてから少しは上達したしギターを楽しめています。
そのおかげもあって、私はSNSや動画サイトに投稿された演奏動画を観るのが好きなんですよ。
みんなバンバン投稿して、演奏動画が増えていってほしいと思っています。
単純に演奏を観て楽しいというのもあるし、弾き方も参考になりますから。
上手な人が多すぎてヘコむこともありますけどね。
上手な動画は再生されて目につくので、世の中にいるのは楽器が上手な人ばかりのように思えてしまいます。
でも初心者はもちろんたくさんいますし、歴だけ長くても上手ではない人もたくさんいるんですよね。
気にしないようにして楽しんでいます。
私の場合は、そもそも演奏の録音をあまりしたことがなかったので、とりあえず録音してみるかってところから始めたのですが、これがまあ酷い。
下手さに打ちのめされました。
曲を流して合わせて弾いている時点でも上手だとは思ってるわけではないけれど、録音して聴き返すとなおさら自分の演奏の粗が丸見えなんですよね。
他のパートも込みのバンド全体で聴いてみて自分のギターの音がまとまって聴こえていればOKなんでしょうが、ごまかせてすらもいませんでした。
この演奏クオリティで投稿してしまうのか? と思って、練習しましたよ。
すぐに上手くなるわけもないので、練習はほどほどに投稿してしまったのですけれど。
2009年に私が初めて投稿した演奏動画がこちら。
Crazy Train / Ozzy Osbourne
音も映像も残念な感じですね。
動画投稿に踏み切れない気持ち
動画投稿がなかなかできない理由の一つには、気持ちの問題があるのでしょう。
下手だから叩かれるんじゃないか、と心配してしまう。
でもあなたのことなど誰も見ていないし、興味もないんですよ。
投稿すれば少しは見られますけどね。
もし下手だとコメントされても気にしなくていいです。
他人を見下すような人も、大した腕前ではありませんから。
上手な人は、貶すようなコメントをわざわざしません。
下手だと言われてしまっても、見てくれてありがとう、くらいに思っていればいいんです。
叩かれる以前に見てくれる人がいない、という心配もありますよね。
2010年頃は下手でも結構見てもらえたものですが、2020年ともなると見てもらう努力もしないと全然見てもらえないでしょう。
下手でも再生数が伸びる人、上手なのに伸びない人も中にはいますけれど。
よほど上手でないと再生数は伸びないし見てもらうことすらできませんが、仕方のないことです。
下手なのに見てもらおう、というのが甘い考えなんですよね。
最初は見てもらえなくて当然です。
全然見てもらえなくても、見てもらうために続ける努力は無駄になりませんよ。
続けていれば、少しなりとも見てもらえるようになります。
下手でも同じような初心者の励みになるし、需要も結構あるものです。
最低でもこの程度は弾けなければ投稿してはダメなライン、なんてものはありません。
演奏技術も音質画質もいまいちな動画を投稿している人であふれています。
投稿方法は難しいのか
投稿するための方法に難しさを感じて、挑戦できない人も多いでしょう。
録音環境を整えて動画を編集するとなると、手間がとてもかかるのでハードルが高くなることは確かですね。
しかし最近ではスマホの画質も音質も向上しているし、動画を投稿する手順も簡単になっています。
スマホでサッと直録りした短時間の動画を投稿するところから始めて見てはいかがでしょうか。
直録りした動画では満足できなくなったら、次の段階の編集方法を学べばいいんです。
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